Special event
2015年の三崎プチプチいしいしんじ祭から3年。
昨年三崎に引っ越した夫婦出版社アタシ社と作家いしいしんじさんが出会い、3年ぶりに“いしいしんじ祭”を開催することとなりました!
\いしいしんじさんから一言!/
一回一回あたらしい「三崎いしいしんじ祭」もこれが第三回。今年はブックフェアと合体し「本祭」となりました。いつもの心強いメンバーに加え、映画上映、特別ライブも。山をこえ、海をこえて、是非みなさん、楽しみにお集まりください。
いしいしんじ
作家。大阪生まれ。現在、京都に在住。母港は三崎。著書に小説『四とそれ以上の国』(文藝春秋)『東京夜話』『ぶらんこ乗り』『トリツカレ男』『いしいしんじのごはん日記1~3』『ポーの話』(新潮社)など、エッセイ・対談『その辺の問題』(中島らも共著/角川文庫)『人生を救え!』(町田康共著/毎日新聞社)などがある。お酒好き。魚好き。蓄音機好き。
いしいしんじ祭の見どころ
来る2019年初春、アタシ社からいしいしんじさんの新刊が発売予定。物語の舞台はもちろん“三崎”。当日はアタシ社の蔵書室「本と屯」で先行予約を承っております!
\さらに、さらに/
このイベントだけの特別ライブをあなたに。原田郁子さんが三崎にやってきます。50名限定のスペシャルライブとなりますので、お早めにチケットをお求めください。
ほかにも……
いしいしんじ縁の土地、三崎の商店街を中心に小さなブックフェア、トークイベント、ライブ、パフォーマンスなど、一日限りのお祭りを開催します。クリスマス・イヴイヴの日、本に囲まれながら一日を三崎で過ごしませんか?
【イベント詳細】
◆日時:12月23(日)11:00-20:30
◆場所:三崎港周辺のあちこち
◆アクセス:京急三崎口駅よりバスで10-15分、バス停「三崎港」下車
◆駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください(1日最大600円程度が多いです)
◆料金:
①【チケットA】「いしいしんじ祭」チケット1000円(上映会とライブは除く)三崎いしいしんじ祭バッジ(左)
②完売!【チケットB】「いしいしんじ十一のはなし」鑑賞チケット+原田郁子ライブ2000円 いしいさんバッジ(右)
当日、三崎「本と屯」でも当日券の販売を行います。ご希望の方は直接ご来店ください。
【受付方法】
当日、三崎港バス停より徒歩1分、商店街内にある「本と屯」でチケットチェックさせていただき、バッジをお渡しします。
そして!受付先着100名様に進々堂さんが発行している、いしいしんじさん書き下ろし新作小冊子をプレゼント!
ACCESS
三崎港蔵書室「本と屯」(当日受付)
神奈川県三浦市三崎3-3-6
問い合わせはメールにてお願いします
mineshingo@atashisya.com
祭の具体的な内容
小さなブックフェア〜贈り物にしたい本〜
【入場無料】
◯新潮文庫
◯ミシマ社
◯アノニマ・スタジオ
◯港の人
◯ニジノ絵本屋
◯藤原印刷
◯BOOK TRUCK
◯横須賀上町休憩室とその仲間たち
@酒屋山田屋2階、中華ポパイ前の蔵 11:00-16:00
アノニマ・スタジオ
風や光のささやきに耳をすまし、暮らしの中の小さな発見を大切にひろい集め、日々のささやかなよろこびを見つける人と一緒に本を作ってゆくスタジオです。遠くに住む友人から届いた手紙のように、何度も手にとって読みかえしたくなる本、その本があるだけで、自分の部屋があたたかく輝いて思えるような本を。
Printing Teller Book Service by 藤原印刷
2018年夏から藤原印刷が始めた新サービス「Printing Teller Book Service」は、当社が印刷した自費出版本の限定販売と、こだわりの印刷物の展示を行っております。印刷・製本・加工・紙など1つの作品に込められた想いを、印刷会社の立場で皆さまにお伝えできれば幸いです。
ニジノ絵本屋
ニジノ絵本屋は「絵本の読み手と作り手をつなぐ架け橋」になることを目指し、2011年に東京都目黒区の都立大学にオープンした小さな絵本専門店です。実店舗運営のほか、音楽や食とコラボした絵本のイベント事業や絵本の出版事業を展開し、「絵本」でつながるヒト・モノ・コトを中心に活動しています。当日は、三崎にゆかりのある絵本作家の吉家千陽(通称:ガッキー)もスタッフとして参加します!
上町休憩室
横須賀市上町、看板建築の残る商店街にオープンした本のある無料休憩所です。商店で購入したパンや和菓子を手に、どなたでも読書休憩が可能です。今回は横須賀の本状況を三崎港に持ち寄りたいと思います。
三浦半島幻想文学会
「三浦半島幻想文学会は今年始めたばかりのサークルです。名前こそ「文学会」ですが、二つのテーマ“幻想”と“三浦半島”に関連するならなんでも来い! の精神で、いろんなイベントをゆるやかに企画実施しています。
ミシマ社
一冊の本の力を信じ、世界を面白くする原点回帰の出版社。東京・自由が丘と京都・御所東の2拠点体制で本作りをしています。モットーは「一冊入魂」。京都オフィスは、いしいしんじさんともご近所です。毎日更新のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」もやってます。
港の人
港の人は、鎌倉にある出版社です。詩集、歌集、句集、エッセイなど文芸の本、鎌倉の本を刊行しています。ことばとの思いがけない出合いを誘い、より深くことばを味わえる、そんな本づくりを目指しています。クリスマス・プレゼントの詩集や本もあります。
BOOK TRUCK
公園や駅前、野外イベントなどの行く先々に合わせて、その都度品揃えや形態が変わる移動式本屋。ブルーグレーのトラックに新刊書、古書、洋書、リトルプレスなど約500冊を詰め込んで、関東を中心に様々な場所に出店中。
自由大学 Publisher入門
「大きく学び、自由に生きる」をテーマに、知的生命力がよみがえるユニークな講義を展開する学びの場の自由大学。2009年の開校以来、およそ200種類のオリジナル講義を企画、のべ10,000人を超える人が講義を受講しています。
今回は2018年6月に開催した「Publisher入門」の卒業生たち個々人によるzineの販売を行ないます。
いしいしんじの本棚
【入場無料】
いしいしんじさんの家にあった本が集結!
いしい家の本棚を数百冊の本で再現!
@ミサキファクトリー前の蔵 11:00-16:00
まるいち企画 マグロの頭輪投げ
まるいち食堂さんのご協力のもと、マグロの頭を使った特製輪投げ!
豪華景品がもらえるかも!?
@本と屯横駐車場 12:00-15:00
戌井昭人の朗読パフォーマンス
【チケットA】
@本と屯 12:30-13:00
1971年東京生まれ、調布市で育ち、多摩川で遊んでました。ヘンテコなパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」で脚本を担当、出演もしている。小説作品も発表していて、「まずいスープ」「どろにらやいと」などがあり、芥川賞に五回ノミネートされるがすべて落選しました。「すっぽん心中」は川端康成文学賞、「のろい男」は野間文芸新人賞をいただきました。
出張ニジノ音楽会
The Worthless 絵本LIVE
【入場無料】
@佐藤薬局駐車場 13:30-14:00
The Worthless(ザ・ワースレス)
歌うヒゲと踊るマリオネットのジャグバンド。2018年11月23日にニジノ絵本屋レーベルからリリースされる絵本「OPEN Jag Band “The Worthless”」(オープン ジャグバンド ザ・ワースレス)の中から「絵本 × 音楽 」の楽しいプログラムをお届けします。クマのマリオネットの"トートン"と一緒に歌って踊りましょう!
「OPEN Jag Band “The Worthless”」
http://nijinoehonya.com/online-shop/open-jug-band-theworthless
湯浅学の音楽ライブ
【チケットA】
@三崎館本店 大広間 15:00-15:30
湯浅学
音楽評論家。湯浅湾主宰。各種雑誌新聞ライナーノーツに執筆。アナログレコード聴取イベント「アナログばか一代」を10年ほど連続開催。『大音海』、『音楽が降りてくる』、『嗚呼、名盤』、『ボブ・ディラン ロックの精霊』、『あなのかなたに』など著書多数。
いしいしいんじ その場小説
【チケットA】
@三崎館本店 大広間 16:00-16:30
三崎談話 トークイベント
【チケットA】
いしいしんじ×矢野優×石田千×戌井昭人×湯浅学×原田郁子
@三崎館本店 大広間 16:45-17:45
矢野優
1965年倉敷市生まれ、京都大学卒業。平成元年創刊のカルチャー誌「03(ゼロサン)」編集部、書籍編集を経て、現在は月刊文芸誌「新潮」編集長。2004年、当時三崎在住だったいしいしんじ氏に招かれて以来、東岡町に微住。
石田千
福島県生まれ、東京都育ち。國學院大學文学部卒業。2001年「大踏切書店のこと」で第一回古本小説大賞を受賞。おもな著書に『唄めぐり』『箸もてば』『きなりの雲』『家へ』『ヲトメノイノリ』など。
原田郁子|Ikuko Harada
1975年福岡生まれ。1995年にバンド「クラムボン」を結成。歌と鍵盤を担当。バンド活動と並行して、さまざまなミュージシャンとの共演やソロ活動も精力的に行っており、4枚のソロアルバムを発表。2010年、吉祥寺の多目的スペース&カフェ『キチム』の立ち上げに携わる。
http://www.clammbon.com
ドキュメンタリー映画
「いしいしんじ 十一のはなし」
熱狂的なファンをもつ作家・いしいしんじ。生と死、前世と来世、人と動物、あらゆる境界線が溶け合う独特の世界観がいしいの小説。その日常は、世の中の常識や当たり前を吹き飛ばす行動・言動の数々。しかし、人間本来の姿、〈生きる〉とはどういうことなのかを心の奥底のほうで理解しているのだと、いしいを見ていると感じる。
元来、作家とはこういう人のことをいうのではないだろうか。
いしいにとって、小説を書くことは生きること。その小説はどのように生み出されているのか。京都、大阪、那覇、別府など、約4年にわたって密着し、そこで語られた言葉を紡いだドキュメンタリー。小説のこと、自分自身のこと、家族のことなどを赤裸々に語った十一のはなし。いしいしんじの小説が生まれる背景、その現場をまざまざと映し出す。
出演 いしいしんじ
監督・撮影・編集 香山宏三
【完売御礼!】「いしいしんじ十一のはなし」上映会と原田郁子special LIVE
【チケットB】
@ミサキドーナツ本店2階 18:30-20:30
上映会/18:30-20:00、原田郁子ライブ/20:00-20:30